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羽島市で「築40年以上の空き家」は貸せる?実際に多い相談と判断基準
Column
2025.12.15
羽島市では近年、相続や住み替えをきっかけに築40年以上の空き家を所有する方が増えています。
その中でよく聞くのが、
「築40年以上の家はもう貸せないのでは?」
「古すぎて需要がないのでは?」
という不安の声です。結論から言うと、羽島市では築40年以上の空き家でも“貸せるケース”は十分にあります。
ただし、すべての家が対象になるわけではなく、いくつかの判断基準があります。
なぜ「築40年」がひとつの目安になるのか
築40年という数字は、法律上の線引きではありません。
しかし、羽島市で相談が多いのが、昭和50〜60年代に建てられた実家であり、
「古いが思い出もあり、すぐに手放すのは迷う」
という方が多い年代です。
また、築40年前後は
・新耐震基準に近い
・構造がしっかりしている家も多い
・大規模リフォームをしていない
といった特徴があり、“貸せるかどうか迷う境目”になりやすいのです。
羽島市で「貸せる空き家」の共通点
築40年以上でも、次の条件を満たしていれば貸せる可能性があります。
・雨漏りや大きな傾きがない
最低限の安全性が確保されていることが大前提です。
見た目が古くても、構造がしっかりしていれば問題ありません。
・生活インフラが使える
電気・水道・トイレが使用できる状態であれば、
大規模な工事をしなくても貸せるケースがあります。
・立地が極端に悪くない
羽島市では、駅から遠くても
「戸建て」「駐車場付き」であれば検討されることが多くあります。
「築40年以上=リフォーム必須」ではない
多くの方が誤解しているのが、
「貸すには高額なリフォームが必要」という考えです。
実際には、
・現状のまま貸す
・定期借家契約で期間限定にする
・借主にDIYを認める
といった方法もあり、羽島市でもこの形で成約している例があります。
「売るほどではないが、放置したくない」
そんな方には、無理のない形で貸す選択肢があります。
逆に、貸すのが難しいケース
一方で、
・雨漏りがひどい
・床が抜けそう
・名義や相続が未整理
といった場合は、先に整理や補修が必要です。
特に名義が相続人のままになっていると、
契約自体が進められないこともあるため注意が必要です。
✅ まとめ|羽島市の築40年以上の空き家は「判断次第」を保てる
羽島市では、築40年以上という理由だけで
空き家が貸せないわけではありません。
重要なのは、
築年数ではなく「家の状態」と「将来の方針」です。
・売るか
・貸すか
・しばらく保有するか
方向性を整理するだけでも、空き家の扱いは大きく変わります。
「築40年以上だから無理」と決めつける前に、一度状況を確認することが、後悔しない第一歩です。

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