相続で引き継いだ相続不動産は、使用していなくても固定資産税の支払いや、草木の除草伐採など維持管理が避けられずに、様々なリスクが積みあがっていく負債の大きい負動産化していることが少なくありません。
負動産が抱える問題は、売りたくても売れないという問題も合わせて抱えています。

しかし、本当に負動産は売却することが困難なのでしょうか？

空き家であれば、週末の趣味としてボロ家を買ってDIYしながらセカンドハウスとして持ちたいなど個人需要は少なからずあります。

そういった負動産を買いたいと思っているのに、なかなか情報が出回っておらず買いたくても買えないというのが現実です。これは売り手と買い手の橋渡し役となる不動産会社が負動産に対し積極的で無いことが原因です。

それでは負動産を積極的に販売するにはどうしたらいいのでしょうか？
それには、情報発信と適正価格が重要です。
情報発信とは、買い手を探すために1人でも多くの人の目に留めて貰う必要があります。そのためにSNSなどを利用して個人でも多くの人に発信することが大切です。
また適正価格は、取得後の買い手の設備費用を意識した、ある程度割安管のある金額設定にすることが重要です。

まずは、行動することから始めましょう。そうすれば早めの売却処分の道も開けてくるかもしれません。