不動産価格の変動を知るためには、国土交通省が発表している不動産価格指数が役に立ちます。
令和6年3月に発表した不動産価格指数では、不動産の種類に関係なく2020年から上昇傾向であることがわかります。
土地、戸建の不動産価格指数では、ここ5年の間に8～12％上昇しています。

住宅価格が高騰している理由としては以下の点が挙げられます。

・木材価格の高騰

世界的な木材需要の高まりからくる木材価格の高騰が挙げられます

・原材料価格の高騰

木材だけではなく、鉄鉱石や鉄鋼などの原材料価格の高騰も住宅価格の高騰に影響しております。

・海外輸送コストの上昇

原材料の輸入製品の海上輸送コストが上昇していることも原因です。

・人件費の上昇

働き手が減少する為、人材確保のための人件費が上昇しております。

住宅価格の変動は日本だけではなく世界の情勢や経済状況によって変化していきます。

新築住宅は価格の高騰により、非常に手の出しづらいものと変化しております。今後は中古住宅や空き家の需要が高まってくると予測されております。